2015年6月4日

指揮者紹介

指揮者 高橋 勇太 第23回、第26回定期

1978年東京生まれ。指揮を村方千之氏に師事。東京学芸大学音楽科を卒業。
1997年より3年にわたり、ドイツ・バイロイト音楽祭で、その後ドイツ国内のライン・ドイツ・オペラ、ドレスデン国立歌劇場、デュイスブルク交響楽団、オーストリアのウィーン・フォルクス・オーパーで研鑚を積む。
2001年スイスのマスタープレーヤーズ国際指揮者コンクールでディプロマ賞を受賞。
2002年ルーマニア国立歌劇場におけるオペラ「夕鶴」の現地初演の副指揮者を務める。
2005年、東京を中心にオペラ・オペレッタ・ミュージカルの各公演を立て続けに指揮してデビュー。東京大学フィロムジカ管弦楽団の常任指揮者、シュエット交響楽団の常任指揮者・音楽監督を歴任。日本オペラ振興会の指揮スタッフを始め、フリーの指揮者として各地のオーケストラ・オペラ等を指揮する。
2010年以降、ヨーロッパやアジア各地のオーケストラ・オペラ座に招かれ公演を指揮する。
2010年のブルガリア・シューメン市立フィルハーモニーの「オール・ドイツ・プログラム」、ベトナム・ハノイ国立オペラ座での「第九」、2011年のルーマニア国立コンスタンツァ歌劇場のオペラ「ルチア」各公演は大成功を収め、特にルーマニア国立歌劇場ではリハーサルと公演に於けるソリスト・楽団員との厚い信頼関係が好評で、即座に同年秋の国際フェスティバル「カルミナ・ブラーナ」公演へ招聘を受ける。その後、オペラ・オーケストラ公演共に客演を重ねる。現在は東京シティオペラ協会指揮者、現代音楽集団アンサンブル・ロカ常任指揮者。また2006年より在京のプロオーケストラとしては異例の若さで東京サロンシンフォニーオーケストラの常任指揮者に就任。以降、10年以上にわたり、北海道から九州・沖縄まで全国で300回以上の公演を行っている。2015年、黒海指揮者コンクールで準優勝。

指揮者 金山 隆夫 第17回、第20回、第22回、第25回定期

1981年、上智大学外国語学部英語学科入学と同時に指揮法を学び始め、小林研一郎氏に師事。1986年同大学を卒業後渡米し、セントルイス交響楽団に於いて3年間、音楽監督レナード・スラットキン氏の下に音楽とオーケストラ実務両面に於いて研修を続ける。1990年8月、カナダ・ケベック州ドメイン=フォルジュにて行われた指揮者研修会に於いて、最優秀指揮者賞を受賞。同時に講習会の指導者であったオットー=ウェルナー・ミューラー氏の強い招きにより、同年9月より米国フィラデルフィアのカーティス音楽院指揮科にオーディション無しの特例にて入学。同院卒業後、1994年9月からはジュリアード音楽院に在籍、1995年には同院室内管弦楽団と共に来日、神戸にて演奏会を指揮し好評を得た。以来、アメリカ、カナダ、日本などに於いて活発な音楽活動を続けており、上智大学管弦楽団の指揮者にも就任。1998年より3年間、ナショナル交響楽団(ワシントン)の副指揮者を務める。1999年秋の同響の定期公演に続く12月のメサイア公演は『ワシントン・ポスト』紙で絶賛され、「音楽の友」誌でも紹介された。2000年から2004年、ワシントンの音楽教育プログラムであるワシントンDCユースオーケストラの初の常任指挿者に選ばれ、2003年夏の来日を含む世界中への演奏旅行をはじめとした精力的な活動を行った。2004年7月、オイストラフ記念音楽祭の一環としてエストニアにて行われたネーメ・ヤルヴイ・サマーアカデミーに選抜され参加、ネーメ・ヤルヴィ、ヨルマ・パヌラの両氏に師事、両氏から高い評価を得た。2004年に帰国し、国内、国外で活動を続けている。

指揮者 御法川 雄矢 第15回定期

10歳よりヴァイオリンを始め、その後ヴィオラに転向し1996年、桐朋女子高等学校音楽科入学と共に指揮をはじめる。在学中よりロイヤルチェンバーオーケストラのメンバーとして参加する他、2000年よりバンドネオン奏者小松亮太氏のライブ、レコーディングに参加する。2001年3月には、「フランシス・プーランクの世界」(浜離宮ホール)で仮面舞踏会を指揮し、池田智之、故 田中雅仁らと共演する。また同年12月には、大学4年の若さで貞松・浜田バレエ団特別公演「くるみ割り人形(全幕)」にて関西フィルハーモニー管弦楽団を指揮しデビューする。2003年桐朋学園大学音楽部を卒業。2005年9月には貞松・浜田バレエ団「眠れる森の美女(全幕)」にて大阪シンフォニカー交響楽団を指揮。12月には井上バレエ団「くるみ割り人形(全幕)」にてロイヤルメトロポリタン管弦楽団を指揮。メイシアター開館20周年記念事業:吹田市民バレエ「くるみ割り人形(全幕)」にて関西フィルハーモニー管弦楽団を指揮する。2007年エレメンツ・クァルテットを結成し東京、北海道にてデビュー公演ツアーを行い高い評価を受ける。2009年2月NHK交響楽団入団。2010年には急遽、堤俊作氏の代役として静岡交響楽団第44回定期演奏会を指揮し成功を収める。2012年2月第33回全道バレエフェスティバルインサッポロ「ラ・シルフィード(全幕)」で札幌交響楽団を指揮する。同年10月ハーモニーホール座間・日本の名作曲家シリーズVol.1「富田勲の世界」で源氏物語幻想交響絵巻(2014年完全版)を初演し大成功を収め富田氏から絶大な信頼を受ける。(ロイヤルメトロポリタン管弦楽団)2015年12月 ウエスタ川越開館記念公演 井上バレエ団「くるみ割り人形(全幕)」を指揮する(ロイヤルチェンバーオーケストラ) 2016年1月(公社)日本バレエ協会 関東支部 神奈川ブロック第32回自主公演「白鳥の湖(全幕)」を指揮し好評を博す。(俊友会管弦楽団)
指揮を故 堤俊作、ヴァイオリンを市川映子、ヴィオラを故 江戸純子、室内楽を故 青木十良、各氏に師事する。現在、NHK交響楽団ヴィオラ奏者、GEN室内管弦楽団、小松亮太オルケスタ・ティピカ、エレメンツ・クァルテット、昴21弦楽四重奏のメンバーとしての活動の他、レコーディングなどスタジオミュージシャンとしてなど幅広く、積極的に活動している。

指揮者 田部井 剛 第14回、第16回、第21回、第24回定期

早稲田大学商学部卒業。東京音楽大学指揮科研究生修了、東京芸術大学指揮科卒業。芸大在学中に日本フィルハーモニー交響楽団にて巨匠エリック・ハイドシェック氏とマルセル・デラノワ作曲「5月の協奏曲」を協演・指揮(日本初演)。2005年にはハイドシェック夫妻との国内ツアーを成功させ話題を呼んだ。そのライヴ録音が仏アンテグラル社(Integral Classics France INT 221.156)よりリリースされている。 このほか群馬交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京シティフィルハーモニック管弦楽団、東京佼成ウィンドオーケストラ等を指揮。2006年にはチェコの名門、ターリヒ室内管を指揮し、モーツァルトの交響曲をレコーディング、そのCDがキングインターナショナルよりリリースされている(STUDIO FLORA B-2704)。また、ピアニストとしても非凡な能力を発揮し、ウィーンフィル主席チェロ奏者フリッツ・ドレシャルなどと共演し、白土文雄(チューリッヒ・トーンハレ元首席コントラバス奏者)とは二枚のCDをリリース(HCC2049、OPFF- 10019)、いづれも高い評価がなされている。2009年、上毛芸術文化賞受賞。

指揮者 野崎 知之 第11回、第13回定期

早稲田大学を経て、桐朋学園大学卒業、研究科修了。
大学在学中より、コントラバス奏者として、都内のプロ・オーケストラの演奏会にエキストラとして出演、ソリストとしても、オーケストラ演奏会で、クーセヴィッツキーやディッターストルフの協奏曲を演奏。
指揮者としては、2001年9月、イタリア・ペスカーラで行われた第6回マリオグゼッラ国際指揮者コンクールに入賞。 2002年7月、イタリア・シエナのキジアーナ音楽院でディプロマ取得。
2002年5月より、都内の音楽大学の卒業生を中心に結成されたハイドン研究グループ、コレギウム・ハイドン・アンサンブルを指揮。ハイドンの交響曲第44番、第83番、第84番、第85番、第87番など、取り上げられることの少ないハイドンの交響曲を積極的に演奏している。
2004年3月、オーディションで選ばれ、山形交響楽団の副指揮者となり(~06年3月)、同楽団のほぼすべての公演に副指揮者として関わった他、自身もスクールコンサートを中心に約130回のコンサートを指揮。
2004年4月から桐朋学園大学附属子供のための音楽教室の非常勤講師として弦楽合奏を指揮、子供達と関わる機会を大切なものと考えている。
これまでに、コントラバスを志賀信雄氏、指揮を秋山和慶、黒岩英臣、湯浅勇治、堤俊作、 末永隆一の各氏に師事。また、チョン・ミュン・フン氏からレッスンを受ける。

指揮者 児玉 章裕 第1回~第10回、第12回定期

早稲田大学交響楽団出身(S53年卒)、横浜や埼玉のアマオケを中心に活動。ピリオド・アプローチによるバロック、古典派から近現代曲、オペラ全曲演奏と、広範なレパートリーと豊富な知識・経験を有しています。