2015年6月4日

オーケストラ紹介

みなとみらい21交響楽団のホームページにようこそおいで下さいました。

「みなとみらい21交響楽団」は、マーラーの100年目の命日2011年5月18日に設立されました。横浜~川崎を拠点として活動し、後期ロマン派を中心とする演奏機会の少ない名曲を、音響のよいホールで演奏します。

神奈川、東京近県には幾多のアマオケが存在し、成り立ちも学生時代の仲間や好きな作曲家、地域密着など様々で、皆様の活動には心から敬意を表します。しかしながら近代の管弦楽は大人数を必要とし、場合によっては合唱、オルガンも加わることもあります。その他にも技術的難易度や費用の問題もあり、アマオケではなかなか取り上げ難い名曲が数多く存在します。

一方、我々はアマチュアながらも楽器を演奏するという一生の財産を所有しています。このかけがえのない財産を 人生で最大限生かしたい。大好きな曲を死ぬまでには一度、いや何度でも演奏してみたい。そういう想いは アマチュア演奏家なら誰でも持っているのではないでしょうか。

そこで我々は、「マーラーの交響曲第9番をやってみませんか」と立ち上がりました。その結果、趣旨に賛同した 90名もの仲間が集まってくれました。この曲はいわずもがなアマチュアにとっては超難曲であります。 しかしアマチュアで「演奏可能かどうか」の議論は意味が無く、古典派だろうが後期ロマン派だろうが それぞれの難しさが存在するのです。アマチュアだからこそ、失敗を恐れず挑戦できるのだと思います。 1パートでも「できない」の声が上がった曲がオケで取り上げることが困難になる、いわば「縮小均衡」に陥っている数多くの従来型アマオケの現状を打破し、もっとエキサイティングにしたい。私どもはそう考え、いわば企画先行型の オケとしてこの団体を立ち上げ、これまでも演奏できる喜びを多くの仲間と分かち合ってきました。

ただ挑戦して演奏が崩壊しては、挑戦する意味がありません。弦を中心にプロのトレーナーによるセクション練を複数回実施、演奏精度や音楽性の向上を指向し、やるからにはアマオケとして胸の張れる演奏を目指します。

運営は低コストを指向、予算は似た規模のアマオケ演奏会1回分の最低金額を目指し、 他オケとの掛け持ちの方も参加し易いよう、個人負担は1演奏会につき実績で35000円前後です。サントリーホール等ホール利用料が極端に高額な場合は、この限りではありません。練習は合奏を主体に4か月前後で、約12回程度メドに実施します。場所は武蔵小杉駅前・川崎駅前を中心に、土曜午後か祝日午後か夜、日曜日夜がメインとなります。

今回のようなコンセプトのオケは他に類を見ないと思います。挑戦できることがアマチュアの特権であります。果たしてどこまで出来るか。文字通り挑戦していきたいと思います。

団保有楽器
ワーグナーチューバ(セミダブル) x4
ペダルティンパニ 20、23,26,29、32インチ
銅鑼 34、36インチ
バスドラム34インチ セミ回転スタンド付
木琴4オクターブ
グロッケンシュピール(yamaha,saito)
サンダーシート(横長2.4m) x2
トラベルコンガ x3
ティンバレス x1セット
クロティル(アンティークシンバル)高音域1オクターブ+専用スタンド
電子オルガン(YAMAHA D-DECK + 90W keyboard AMP + 足鍵盤)
その他シンバル類小太鼓類小物打楽器は個人所有

代表 岸川 秀文
代表プロフィール:早稲田大学卒。早稲田大学交響楽団以来40年以上アマオケ活動。過去在籍:緑交響楽団、横浜シティフィル、FAF管弦楽団、オーケストラダスビダーニャ、オーケストラディマンシュ等。FAF管では運営委員長を8年担当。